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日本語文法を毎日復習できるカードへ:JLPT Grammar Deck の UI 記録

JLPT Grammar Deck が N1-N5 の文法を、毎日閲覧・保存・練習・復習できる学習デスクへ変えるまで。

2026年6月17日 10 分で読める

日本語文法の学習で詰まりやすいのは、資料がないことではありません。むしろ資料が散らばりすぎていることです。教科書に一つ、ノートに一つ、ブックマークに一つ。いざ復習しようとすると、今日は何から見ればよいのか分からなくなります。

JLPT Grammar Deck は、その問題を解くために作った学習デスクです。N1 から N5 までの文法を、閲覧でき、保存でき、練習でき、復習できる形に整理します。画面は従来の問題集というより、レベル分けされ、重点が付けられ、いつでもめくれる文法カードの束に近いです。

JLPT Grammar Deck のホーム画面。文法カードを視覚的な中心にして、学習開始と文法庫への入口を示している。

ホーム:今日の次の一歩をはっきりさせる

ホーム画面は、すべての機能を一度に広げません。まず「学習を始める」か「文法庫を見る」かという、はっきりした入口を出します。

中央の文法カードは、このプロダクト全体の視覚的な軸です。表には文法タイトルと接続のヒントがあり、裏には意味、例文、間違えやすい点、評価ボタンがあります。ユーザーは一目で、これは単なる検索ツールではなく、文法を思い出し、評価し、次回復習へ送るための単位にしていると分かります。

下部では、文法庫、間隔復習、似た文法の比較、学習進捗、個人文法庫などの機能を少しずつ見せます。まずすぐ始められることを伝え、そのあとで長く使う理由を説明する流れになっています。

文法庫:資料検索から文法地図へ

文法庫画面。わけ の検索結果を、JLPT レベル、意味、学習状態ごとのカードとして表示している。

文法庫は一番「資料センター」に近い場所ですが、密度の高いリストにはしていません。

各文法はカードとして表示されます。JLPT レベル、使う場面、タイトル、意味、接続、タグ、学習状態、お気に入りボタンが同じ視野に入ります。「わけ」で検索すると、「わけ」「わけがない」「わけではない」のように、同じ見た目の表現がレベルや意味によってどう変わるかを確認しやすくなります。

左側のフィルターも実用的です。JLPT レベル、使う場面、学習状態、お気に入り状態で絞り込めます。試験対策では、単なるキーワード検索よりもこのほうが実際の動きに近いです。復習するときは「この一項目を探したい」よりも、「N2 の未掌握の否定表現を一通り見たい」という状況がよくあります。

詳細ページ:一つの文法を最後まで説明する

文法の詳細ページでは、情報を意味、接続、詳しい説明、使用場面、例文、間違えやすい点、記憶ヒント、似た文法に分けて表示します。

右側には学習状態カードがあります。学習済みかどうか、習得度、復習回数、前回復習、次回復習の時間がまとまっています。この設計が大事なのは、「一つの文法を理解すること」と「長期的に覚えること」を同じページに置いているからです。説明を読んだあと、そのまま学習キューへ入れられます。

学習ページ:Anki 風だが、文法学習に寄せる

学習カード画面。まず思い出し、裏返してから説明、例文、間違えやすい点を確認する。

学習ページの中心は、裏返せる一枚の文法カードです。

表ではまず思い出します。この文法はどんな意味か、どう接続するか、例文を作れるか。カードを裏返してから、完全な説明、接続形式、日本語例文、中国語訳、間違えやすい点が出ます。最初から答えを見せるより記憶への負荷があり、有効な復習に近い流れです。

下部の四つの評価ボタンは、「忘れた / 少し曖昧 / 覚えた / とても簡単」に対応します。ユーザーは次回復習日を手で決める必要がありません。自分の記憶状態を評価すれば、システムがそのカードを後続の復習キューへ送ります。

今日の復習:古いカードを戻す

新しいカードを学ぶことは第一歩にすぎません。覚えていられるかどうかは、復習で決まります。

今日の復習ページには、すでに学習済みで、復習時期が来た文法が表示されます。復習を始めると、同じカード反転と評価の操作を使うので、新しいモードを覚える必要がありません。終了時には完了数と連続学習日数が表示され、小さなフィードバックループになります。

この設計のよいところは、毎日アプリを開いたときに改めて計画しなくてよいことです。「今日は何を復習するか」は、すでにキューに入っています。

練習ページ:「分かる」から「使える」へ

文法練習画面。文法を文の中に戻し、空所補充形式で使えるかを確認する。

練習ページは、文法をもう一度文の中へ戻す場所です。

例文をもとに空所補充型の選択問題を作り、どの文法が現在の文に最も合うかを判断させます。問題は「今日練習したもの」「学習済みのもの」「すべての文法」から出せますし、JLPT レベルで絞ることもできます。

これで学習経路がより自然につながります。文法庫は調べる場所、学習カードは覚える場所、今日の復習は記憶を保つ場所、練習ページは文の中で認識できるかを確認する場所です。

学習データ:進捗は百分率だけではない

学習データ画面。今日の新規学習、今日の復習、完了率、連続日数、JLPT レベル別進捗を表示している。

学習データページは控えめですが、必要な情報は揃っています。

上部には、今日の新規学習、今日の復習、完了率、連続日数が並びます。その下には、学習済み文法、習得済み文法、お気に入り数、JLPT 各レベルの進捗、習得率、評価分布、最近の復習記録が表示されます。

これらの数字はプレッシャーを作るためではありません。次に何をするかを判断するためのものです。新しいカードを増やすのか、まず期限切れの復習を片付けるのか。あるレベル全体が弱いのか、それとも特定の文法だけが何度も失敗しているのかを見られます。

お気に入りと個人文法庫:自分の重点を置く場所

お気に入りは、試験前の重点、間違えやすい文法、敬語表現、何度も見返したい項目を置くのに向いています。文法カードや詳細ページから直接操作できるので、学習の流れを止めません。

個人文法庫はさらに一歩進んだ機能です。ユーザーは自分だけの文法項目を追加でき、今は見たくない標準文法を隠すこともできます。長く学ぶ人にとって、これは価値があります。何度も見るべき文法は、人によって完全には同じではないからです。

学習デスクらしい文法ツール

JLPT Grammar Deck の UI は、見た目の派手さより、文法学習を自然な動きへ分けることを重視しています。

  • 調べたいときは、文法庫で検索して絞り込む
  • 系統的に進めたいときは、レベルごとに学習カードへ入る
  • 古い内容を固めたいときは、今日の復習を開く
  • 使えるか確かめたいときは、文法練習をする
  • 長期的な進み具合を見たいときは、学習データへ戻る

一番よいところは、「資料」と「復習」が分かれていないことです。各文法は読める知識項目であり、同時に学習キューへ入れるカードでもあります。各評価は一回のフィードバックであり、次回復習時間の根拠でもあります。

JLPT を準備している人、あるいは散らばった文法ノートに疲れたことがある人にとって、このような画面は学習のリズムをかなり静かにしてくれます。今日何を学ぶか、どこがまだ定着していないか、いつ戻ってくるか。そのすべてに、行き先があります。

注:この記事のスクリーンショットは、画面状態と機能入口を示すためにローカルのデモ学習データで生成しています。

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