EC2 試験頻度 ★★★★★

Amazon EC2

Amazon Elastic Compute Cloud

ComputeIaaSSAA-C03Cloud Practitioner
最終整理

AWS クラウド上の仮想サーバー。高い制御性を持つ一方、OS、パッチ、実行環境、アプリケーションは利用者が管理します。

一言で理解

EC2 は AWS クラウド上の仮想サーバーです。OS や構成を自由に選べますが、ゲスト OS、パッチ、実行環境、アプリケーションの管理も利用者が担当します。

主な役割

  • 長時間稼働する Web、API、データベース、バックグラウンドサービスを実行する。
  • CPU、メモリ、ネットワーク、ストレージ、アクセラレーターを選択する。
  • OS レベルの制御や特殊なソフトウェアが必要なワークロードに対応する。

仕組み

AMI を選択 → インスタンスタイプを選択 → ネットワーク、IAM、Security Group、ストレージを設定 → 起動 → アプリを配置 → CloudWatch で監視、という流れです。

AMI

AMI(Amazon Machine Image)は EC2 を起動するテンプレートです。通常は OS、ソフトウェア、設定、EBS Snapshot への参照を含みます。

  • AWS 公式 AMI:AWS が提供。
  • Marketplace AMI:サードパーティーが提供。
  • カスタム AMI:自分のインスタンスから作成し、環境を再現。

インスタンスファミリー

種類主な用途
General PurposeWeb、開発、テスト
Compute Optimizedバッチ、HPC、ゲームサーバー、科学計算
Memory Optimizedインメモリ DB、大規模キャッシュ、リアルタイム分析
Accelerated ComputingGPU、機械学習、画像処理
Storage Optimized高スループットのローカルストレージ

料金モデル

モデル適した用途
On-Demand短期または予測しにくい利用
Savings Plans / Reserved Instances安定した長期利用
Spot中断可能で耐障害性のある処理
Dedicated Instance単一テナントのハードウェア
Dedicated Host物理ホストの可視性やライセンス要件

Cloud Practitioner のポイント

  • EC2 は IaaS。
  • ゲスト OS、パッチ、アプリ、データは利用者の責任。
  • インスタンスはオンデマンドで作成、停止、変更、削除できる。
  • EBS、ELB、Auto Scaling と組み合わせることが多い。

SAA-C03 のポイント

  • CPU、メモリ、ストレージ、ネットワーク要件からファミリーを選ぶ。
  • AMI と Launch Template で構成を標準化する。
  • Multi-AZ、ELB、Auto Scaling で可用性と伸縮性を高める。
  • 中断許容度と利用の安定性から料金モデルを選ぶ。
  • アプリ内の長期アクセスキーではなく IAM Role を利用する。

よくある誤解

  • EC2 は通常、物理サーバーではなく仮想マシン。
  • EC2 を 1 台起動しただけでは高可用にならない。
  • ELB はトラフィック分散、Auto Scaling は台数の増減と置換を担当。
  • Dedicated Host と Dedicated Instance は異なる。

重要ポイント

EC2 は制御性が高い分、運用責任も大きい。

代表的な高可用構成は AMI / Launch Template + Multi-AZ Auto Scaling Group + ELB + CloudWatch です。